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脳神経・脳卒中センターの取り組み

CHF(前)

当院では、平成15年4月より脳卒中センターを設立しています。脳卒中という言葉は、「脳が急に(卒然と)悪い風に当たる(中る)ためにおこる病気」だと昔の人たちに解釈されたことに由来します。

脳卒中には、「脳梗塞」、「脳出血」、「クモ膜下出血」などの病気が含まれますが、有効な治療が出来る時間は極めて限られており、治療は時間との戦いと言えます。平成22年3月には、福岡市内でも数少ない脳卒中ケアユニット(stroke care unit, SCU)を6床開設し、昼夜を問わず、いつでも専門医による集中治療が出来るシステムが完成しました。

SCUは、神経内科もしくは脳神経外科医になって5年以上の常勤医師が常駐することや、専属のリハビリ療法士が必要なこと、3人の患者さんに対して常に1名以上の看護師の配置が必要なことなど、厚生労働省の設置基準は非常にハードルが高いものと言えます。

脳卒中センターでは、毎日早朝、神経内科・脳神経外科・放射線科医師に加えて看護師・リハビリ療法士・臨床検査技師・管理栄養士・社会福祉士らと一緒に患者さんの症状や検査所見などについて詳しく検討し、患者さんにとって最も適切と考えられる治療の内容や方針について会議(カンファレンス)を行っています。

さらに一緒に回診を行ない、いろいろな医療従事者からなるチーム医療を実践しています。カンファレンスの内容を踏まえ、患者さんや御家族への説明は、詳しくそして出来るだけわかり易いようにと心がけています。病気の内容や治療の方針などについて、よく御理解いただき、納得のいく治療を行っていくように努力しています。

脳卒中は、その言葉のごとく急にやってきます。急にろれつが回らなくなったり、片方の顔面がゆがんだようになったり、手をあげるのがむずかしくなったり、今まで経験したことのないような激しい頭痛などがありましたら、ちょっと様子をみることなしに、すぐ「119」。救急車を呼ぶように心がけましょう。