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消化器外科


 

消化器センターとして、消化器内科と共に幅広く消化器疾患の治療にあたっています。その中心となるのは消化管癌(食道癌, 胃癌, 大腸癌)に対する治療であり、手術, 化学療法, 放射線療法(他院と連携)を組み合わせ、集学的治療を行っています。2018年度は、食道癌 7例、胃癌36例、大腸癌77例の手術を行いました。
大腸癌の症例数が減少傾向にあり、さらなる努力が必要だと考えております。良性疾患に対する手術を含めた消化管手術全体の症例数は、昨年度よりも増加させることができました。

消化管癌手術の症例数の図  消化管手術件数の図

【当科の目標 -根治性・安全性・低侵襲性の追及-】
当科の方針・目標として、根治性はもちろんのこと、安全性と低侵襲性を追及しています。

①食道癌、食道胃接合部癌
2018年度より鏡視下(胸腔鏡+腹腔鏡)食道切除再建術を導入しました。徹底的なリンパ節郭清を行いながら、手術時間を少しでも短縮できるよう様々な取り組み(再建先行術式や左反回神経テーピングなど)を行っています。
 
頚部・腹部操作の図と腹臥位胸腔鏡手術の図

腹臥位胸腔鏡手術 術中写真の図と創部写真の図
 
また、近年増加傾向にあると言われる食道胃接合部癌に対する手術は、術後の逆流症状のコントロールが最も重要な課題です。そこで当科では、逆流の起こりにくい術式として“観音開き法”による再建を導入しました。

 
下部食道噴門側胃切除術の図と下部食道噴門側胃切除術の図

 

②希少症例に対する低侵襲手術
2018年度は、正中弓状靭帯圧迫症候群(腹腔動脈起始部圧迫症候群)や、巨大(13cm大)食道脂肪腫といった、大変希少な症例に対する手術を経験しました。(日本消化器外科学会、日本食道学会にて報告)
これら希少症例に対しても積極的に低侵襲手術を行っています。
 
腹腔鏡下正中弓状靭帯切除術の図

巨大食道脂肪腫 CT 画像の図と胸腔鏡下食道脂肪腫核出術の図

胸腔鏡下食道脂肪腫核出術の図
 

診療内容についてのお問い合せ先

福岡市民病院 外科 TEL:092-632-1111(代表)