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脳神経内科


脳神経内科は4名で活動しています

当科は平成15年に脳神経外科とともに脳卒中・脳神経センターとして発足し16年経過しました。昨年に続いて4人体制で診療を行っています。4人中3人が神経内科専門医(うち2名は指導医)であり、2名は脳卒中学会専門医です。当院は神経学会教育施設でもあります。

脳卒中、その他の急性期神経疾患

開設以来神経内科という診療科名でしたが、平成31年4月1日より脳神経内科という診療科名に変更しました。これは学会で取り組んでいることであり、診療内容がよりわかりやすいようにとの配慮から出たものです。内容は今までと変わりません。
当院では神経救急疾患に力を入れており、その中でも急性期の頭部血行再建治療は脳神経外科と協力して行っています。超急性期の血行再建術の適応時間は症例を選べば24時間まで対象になる場合があり、適応できる症例も増えてきています。平成30年度にはrt-PA(血栓溶解薬)を31例(29年度14例)と過去最高の人に対して使用しました。また、急性期血管内治療は33例(29年度15例)に施行しています。(rt-PA+血管内治療症例あり)またそれ以外にも頸動脈ステント留置も脳神経外科と協力して施行しています。頚動脈狭窄症例については、当院では脳神経外科とのカンファレンスを行い、血行再建が必要かどうか、必要な方には頸動脈内膜剥離術か頸動脈ステント留置術のどちらがよりよい治療が出来るかを総合的に判断しています。
平成30年度の当科入院患者総数は471人でした。内訳は虚血性脳血管障害(脳梗塞、一過性脳虚血発作)242例、脳出血17例、てんかんなどのけいれん56例、めまい17例、神経免疫性疾患15例、神経変性疾患24例、髄膜炎、脳炎11例でした。前年の脳卒中(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血)は261例でしたので、30年度は259例とほぼ同数となっています。入院患者数はこの数年は500から550例/年で経過していましたが前年に比してやや減少しています。しかし脳卒中患者数は減少していません。
学会発表は日本神経学会九州地方会に毎回演題を発表しているほか、日本内科学会九州地方会、日本脳卒中学会総会などでも発表しています。
当科の特徴としては神経内科疾患全般に対応可能ということがあげられます。急性期疾患では脳卒中を始め、けいれん、神経感染症(脳炎、髄膜炎)、多発性硬化症、重症筋無力症などの疾患も診療しています。当院では脳神経外科、放射線科、リハビリと毎朝カンファレンスを行い、緊密な連携をとっています。
またパーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症などのいわゆる神経難病の診断や治療も行っています。以上のように当院では多岐にわたる神経疾患を診療しています。県難病ネットワークとも連携しています。

平成30年度入院患者の図
血栓回収治療        頸動脈ステント留置術


診療内容についてのお問い合せ先

福岡市民病院 脳神経内科 TEL:092-632-1111(代表)