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内科


最高な技術で最高な医療を

内科は、肝臓・胆嚢・膵臓・消化管・糖尿病・内分泌代謝を専門としています。【最高の技術で最高の医療を】を、当科の治療方針のモットーとしています。
総勢9名での体制で、診療内容は小柳年正・上田哲弘・田中ゆき・正月泰士がウイルス肝炎の治療、食道静脈瘤の治療や肝胆膵系癌の診断と治療、髙橋俊介・岩尾梨沙・荒殿ちほ子が消化管疾患の診断と治療、坂井義之・藤井悠里が糖尿病・高脂血症といった生活習慣病の治療となっています。専門化された医療以外にも呼吸器や尿路の感染症などといった様々な患者さんの医療ニーズにも対応しています。 平成19年7月からは日本内科学会教育関連病院の認定も受け、より一層充実した医療の提供に努めていきたいと考えています。

肝・胆・膵疾患

当院は、日本消化器病学会および日本肝臓学会の認定施設となっています。肝・胆・膵センター(内科)は4名(内日本消化器病学会専門医3名、日本肝臓学会専門医3名)の布陣で肝臓、胆道、膵臓疾患の診断と治療を行っています。肝機能障害の原因診断・加療、抗肝炎ウイルス療法、悪性腫瘍に対する治療、腹水や肝性脳症などの肝不全治療、食道静脈瘤治療(EVL、EIS)、胆石・胆嚢炎や膵炎治療、閉塞性黄疸の診断と治療(ERCP、PTCD)、経十二指腸乳頭的胆管結石採石術など多岐にわたっており、担当医はこれらの治療手技に精通して総合的な肝臓・胆道・膵臓疾患治療を提供しています。

C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変に対する新たな抗ウイルス療法

肝硬変を含むB型肝炎、C型肝炎に対する抗ウイルス療法を保険認可当初から積極的に行っています。 平成26年9月よりインターフェロンフリー治療として、ジェノタイプ1型C型慢性肝炎及びC型代償性肝硬変に対しダクルインザ・スンベプラ併用療法が始まり、インターフェロンを用いず副作用の少ない経口薬剤で高率にウイルスが排除できるようになりました。以後平成27年8月よりハーボニー配合錠、11月よりヴィキラックス配合錠も処方できるようになりその後もエレルサ・グラジナ、ジメンシーと新薬が次々に投薬できるようになり更に多くの患者さんがウイルス排除に成功しています。またジェノタイプ2型に対しましても平成27年5月ソバルディ・リバビリン併用療法が始まり、平成29年秋ごろには腎機能が悪い方でも投薬できる新薬が控えておりC型肝炎はほとんどの方が治る時代になっています。血小板が減少傾向で高齢な方ほど肝癌リスクは高くなりますので、インターフェロン治療の副作用や年齢を理由に治療を見合わされている方もウイルス排除の良い機会と思いますので是非御紹介ください。

肝癌治療

肝癌の治療は、特に力を入れてきた分野です。この治療こそ、内科外科の垣根を越えた連携が特に重要です。平成元年の当院開院当初より1,500例を超える治療経験があり、治療開始から10年・15年を超えて生存されている方も増えています。当科では、肝癌の経皮的治療であるラジオ波凝固治療を主に担当しています。

ERCP

胆膵系疾患の診療にも力を入れており、平成28年度はERCP施行数は143件と症例が増えています。ステント挿入や総胆管採石も積極的に行っており、造影検査だけではなく治療・処置も増加しています。十二指腸乳頭に対しては、バルーン拡張術(EPBD)と切開術(EST)の両方の処置方法をケースバイケースで使い分けています。

消化管疾患

消化器内科は、消化管腫瘍、消化管出血、炎症性腸疾患などの消化管疾患を中心に診療を行っております。また内視鏡治療では腫瘍性病変に対する内視鏡的切除術(EMR・ESD)、消化管出血に対する内視鏡的止血術を中心に行っております。

内視鏡検査数の推移

平成28年度は上部消化管内視鏡検査1965件、下部消化管内視鏡検査968件、超音波内視鏡検査(腫瘍深達度診断、粘膜下腫瘍の診断など)74件を行いました。

内視鏡治療の動向

早期癌やポリープの内視鏡的切除術、消化管出血に対する内視鏡的止血術を主に治療を行っております。平成26年度より大腸病変に対する内視鏡的粘膜下層剥離術を開始いたしました。平成28年度は食道・胃・大腸における内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を50例、下部消化管においてEMR・ポリペクトミーを225例施行しました。
出血性胃十二指腸潰瘍などに対する緊急内視鏡検査にも24時間対応し積極的に行っております。昨年度は135例止血術を行っております(食道胃静脈瘤止血術などを除く)。

 
   

今後の取り組み

内視鏡診療に関する患者様の安全性、プライバシーの保護、ホスピタリティの改善などの問題を改善すべく、当院内視鏡室は平成26年11月にそれまでの本館3階から1階へ移転いたしました。今後も患者さんが安心して当院で診療を受けて頂けていただけるよう、消化器内視鏡関連の安全性の確保、業務の改善を行い、よりアクセスしやすい病診連携の環境を整備して参りたいと思います。

 

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糖尿病

2017年4月1日より坂井・藤井の2名体制で診療を行っています。
糖尿病の患者数は2012年の統計で約950万人、糖尿病の可能性を否定できない人を含めると約1100万人、合わせると約2050万人と推定され、60歳以上では約1/3の人が糖尿病の可能性があると言われ増加の一途をたどっています。
当科では「健康診断や他の疾患で受診した際に糖尿病を(初めて)指摘された」、「既に糖尿病の治療を行っていたが十分コントロールできていない」など、様々な問題について対応し、できるだけ入院して頂いた上で、病状の評価やインクレチン製剤や、SGLT-2阻害剤も含めた治療方針の決定を行います。
現在当院外来で管理している糖尿病患者さんは約800 名で、うちインスリン治療を行っている患者さんは約30 %を占めています。

特徴

1.糖尿病教育入院
血糖コントロール、治療方針決定、合併症の検査・治療、教育入院など様々な目的で入院治療を行います。糖尿病の診療は専門医のみならず、看護師・栄養士・薬剤師などと協力して行うチーム医療が原則ですが、院内には糖尿病看護認定看護士に加え、複数の糖尿病療養指導士(CDE)が在籍しており、協力して患者指導に当たっています。5日間の糖尿病教室(隔週)での集団での指導に加え、個別指導も行っており、患者さんの「自分の体は自分で守るんだ」という意識を高めることも、大きな治療目標の一つです。

2.他科との連携
糖尿病患者数の増加と共に、他の疾患で入院された患者さんが糖尿病を合併している率も高くなっています。当院では安全な手術・治療ができるよう年間のべ300人以上の患者さんにインスリン治療を含めた血糖コントロールを行っております。

3.糖尿病センター
2011年4月1日より外来は糖尿病センターと呼称が変更になりました。糖尿病は、細小血管合併症(神経障害、網膜症、腎症)や、大血管合併症(心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症)の原因となりますが、これらの合併症については院内の専門科(眼科,循環器内科,腎臓内科,神経内科など)と連携を密にして早期発見・早期治療に努めています。