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放射線部


 放射線技師は安心して検査を受けて頂くために、常に患者様の被ばくには細心の注意を払っています。2019年3月11日に医療法施行規則の一部を改正する省令(平成31年厚生労働省令第21号)が公布され、2020年4月1日から施行されます。この省令は、初めて患者の被ばくについて管理することを求めたものです。そのため、当院でも診療放射線に係る安全管理体制の整備を早急に行いました。その主な内容は下記の通りです。

活動内容

・放射線診療に従事する者に対する診療放射線の安全利用のための研修実施(必須)
  ※医師、診療放射線技師、放射線診療に係わる看護師、検査技師、事務員等
・厚生労働大臣の定める放射線診療に用いる医療機器を用いた放射線診療を受ける者の当該放射線による被ばく線量の管理及び記録その他の診療放射線の安全利用を目的とした改善のための方策の実施   ※当院では、CT撮影装置1台、血管造影装置2台が対象となります。
  患者様の被ばく管理のためのソフトを購入しました。
・放射線の過剰被ばくその他の放射線診療に関する事例発生時の対応
  ※医療放射線管理委員会を開き、原因究明、今後の対応などを協議します。

安心できる放射線診療のために診療放射線技師へ求められる責務として、医療被ばくの更なる低減を推進していきたいと思います。

新機種の紹介【一般撮影システム 島津 RADspeed Pro】

令和元年9月に一般撮影装置の更新を行いました。今までと大きく変わったところをご紹介します。下の写真左側がカラー液晶タッチパネルを採用した操作卓になります。技師は患者さんを撮影するとき管電圧、管電流、撮影時間を撮影部位や体格により細かく設定します。従来ですと、この3つの条件をすべて手作業で変更していましたが、撮影メニューと連動させることが可能となり、撮影部位に応じた条件が自動で切り替わります。
下の右側図は胸部撮影をする時の設定ですが、以前は身長が高い患者様では、撮影台①を上方に上げたら、後ろのX線管②(エックス線を出す位置、範囲を決めるもの)を技師が同じくらい上げていましたが、①を上げれば自動連動して②が上がるようになりました。
その他のシステムもさらに進化し、撮影効率がぐんと良くなり、患者様の待ち時間も少し短縮されました。

RADspeed Proの写真

各検査の件数推移

令和元年度は新型コロナウイルスの影響もあり右肩上がりに伸びていたCTをはじめ、殆どの検査が前年度を下回りました。しかし、OP室で行われるPTA(経皮的血管形成術)は今年度も増加し、OP室での透視件数(グラフ4段目右)だけは伸びています。また、病診連携における患者様の画像情報の交換も年々多くなっているのがわかります(グラフ5段目右)。

各検査の件数推移のグラフ