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研修カリキュラム

卒後臨床研修制度の見直し

卒後臨床研修制度発足5年目にして、医師の偏在や研修カリキュラムの複雑性などの指摘をうけて制度の見直しが行われ、平成22年度より実施されました。改正案では、研修ローテーションが必修科目(内科6ヶ月、救急3ヶ月、地域医療1ヶ月)と選択必修科目(外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科)に分けられており、病院の判断によって選択必修科目の全部あるいは一部を必修科目とすることができ、ローテーションの期間も柔軟に対応できるようになりました。大学病院や基幹病院のように大規模ではなくても地域医療と研修医育成を十分に担っている病院は沢山あります。今回の見直しにより当院のように中規模の一般研修病院が独自のカリキュラムをうち出せるようになったことは喜ばしいことです。

当院のカリキュラム

当院のカリキュラムは1年次のBasic courseから2年次のAdvanced course & 選択コースへ と段階的に組まれており、基本的な臨床能力の基礎を固めて、将来の専門医研修プログラムに継続していくようなシステムを構築しています。また、研修医の多くは、将来の進路を決めかねている場合が殆どのため、内科系と外科系の双方を幅広く研修し、将来への興味を高めることも大切と考えて、内科、救急、地域医療のほかに外科、麻酔科、精神科を必須科目と定めています。

具体的には、

1年次Basic courseでは、内科系4ヶ月(内科全般、画像診断)、外科系3ヶ月(外科全般)、救急3ヶ月(救急車同乗実習を含む)、麻酔2ヶ月をローテートします。

2年次Advanced courseでは、内科系2ヶ月(循環器、神経・変性疾患)、外科系2ヶ月(運動器、脳神経疾患)、地域医療1ヶ月(離島医療)、精神科1ヶ月をローテート します。小児科、産婦人科に関しては、1ヶ月の小児・周産期研修を経験した後、本人の希望に応じて選択コース5ヶ月の期間内に研修できるシステムになっています。
※選択コースにて救急を選択した場合には、国内の他救急施設にて見学を行うことがあります。

Evidence based Medicineの実践と指導力と人間味を備えた医師の育成

Evidence based Medicineを実践でき、指導力と人間味を備えた医師の育成が卒後臨床研修制度のゴールです。今も昔も変わらず、初期研修では現実主義に偏らず、高い理想と社会的使命感を培うことが大切ではないでしょうか?指導医の責務とは、感性豊かな研修医のやる気を上手に育てることであり、彼等の資質を理解し、進むべき道を間違わせないようにうまく後押しするのが役割と言っても過言ではありません。質の高い研修医を輩出しなければ、地域医療の充実や医学研究の発展は期待できず、医学・医療の衰退を招くことは必定です。わが国の医療・医学の将来を考えると、“にわか Generalist”を育成するのではなく、これからの研修病院にはScience、Art、Humanityを兼ね備えた研修医の育成を目指す土壌が求められるのではないかと考えています。

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第10回福岡メディカルラリー 4度目の優勝!卒後臨床研修医1年次と2年次が大活躍!

平成28年10月22日(土曜日)福岡市東区九州大学病院構内にて、第10回福岡メディカルラリーが開催されました。メディカルラリーとは、医師、看護師、救急救命士による医療チームが、事故や災害・急病人発生などの仮想現場において、限られた時間内で、いかに迅速かつ的確に診断と治療を行えるかを競い合う救急技能コンテストです。
福岡市民病院から医師2名(卒後臨床研修医1年次および2年次)と看護師2名、筑紫野太宰府消防本部から救急救命士2名がタッグを組み、白熱した救命活動を繰り広げました。当院では卒後救急医療の教育の一環として、卒後臨床研修医が毎年出場しており、若さ溢れるチーム構成となっています。昨年の優勝に引き続き、4回目の優勝という快挙を成し遂げました。
今後も、訓練を重ね積極的に参加していき、救急医療の普及に役立ちたいと考えています。

第10回福岡メディカルラリーで福岡市民病院チームが4度目の優勝[PDF/710KB]

第71回日本消化器外科学会総会「医学生・初期臨床研修医セッション優秀演題賞」を受賞!

平成28年7月14日(木)~16日(土)に開催された第71回 日本消化器外科学会総会において「医学生・初期臨床研修医セッション優秀演題賞」に、平成28年度2年次研修医 黒瀬 俊が選出されました。
受賞した演題は以下の通りです。

・ 『右側肝円葉・左側胆嚢に対して安全に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した2例』 (黒瀬 俊)

日本消化器外科学会総会は、年に1回全国から約7000人の消化器外科医が集い、多くの臨床研究、基礎研究の成果を発表する歴史のある学会です。今年は徳島大学の島田光生教授が主催して徳島市で行われました。当院からも4人の外科医と2人の研修医が研究成果を発表しましたが、その中で研修医の黒瀬俊が優秀演題賞に選出されるという栄誉に輝きました。外科の研修中に経験した解剖学変異を伴う胆嚢摘出の症例について、過去の文献を調べ、手術ビデオを編集して演題を発表しました。研修医は、日々多くの診療に当たっていますが、当院では単に1例1例を経験するだけではなく、その中から深く考察し、今後の臨床や学問に活かしていくという指導を行っています。今回の受賞はその日々の努力が評価されたものと考え、大変素晴らしい成果であると思っています。

              

第1回全日本メディカルラリーチャンピオンシップに参加しました

平成26年2月25日(火曜日)、第19回日本集団災害医学会総会・学術集会プログラムの一環として、第1回全日本メディカルラリーチャンピオンシップが東京にて開催されました。
平成25年に各地域で開催された、主要なメディカルラリー大会において優勝した以下の6チームが集いました。
医師、看護師、救急隊員から構成される5名のチームメンバーで、競技会場に設営された5つのブースをチームごとに回り、それぞれに与えられた災害医療の課題を行い、その知識及び技能が評価されます。
福岡市民病院から医師(卒後臨床研修医2年次)1名、看護師2名、筑紫野太宰府消防組合消防本部から救急救命士2名が、とびうめ6チームとして参加しました。

第1回全日本メディカルラリーチャンピオンシップに参加しました[PDF/592KB]

日本外科学会定期学術集会「研修医の発表セッション優秀演題賞」に当院から3名が選出。

平成25年4月11日(木)~13日(土)に開催された第113回 日本外科学会定期学術集会において 「研修医の発表セッション 優秀演題賞」に、平成25年度2年目研修医 春田 陽平、平成25年3月 まで当院の研修医であった冨野 高広及び松原 裕がそれぞれ選出されました。
日本外科学会定期学術集会は、毎年1度、全国の外科医が集い、多くの臨床、研究結果を発表し 合う場です。当院からも多くの演題を発表しました。また、研修医の発表セッションの中から全国で 15名の優秀演題者が選出されましたが、その中の3名が当院の研修医であるという快挙を成し遂げました。 発表演題は以下の3題です。

・ 『POSSUMを用いた肝切除術パス改良の試み』 (冨野 高広)
・ 『StageⅣ 大腸癌症例の治療成績~多変量解析による検討~』 (春田 陽平)
・ 『ポリウレタン製人工血管を使用した前腕ループ状人工血管内シャント146例の検討』 (松原 裕)

研修医は、日々多くの診療に当たっておりますが、当院では、一人ひとりの患者の治療に全力を挙げて 取り組むという「Individualの臨床」と、科学の眼で疾患全体を解析していく「Macroの臨床」を両輪とした 指導を行っております。今回の受賞は、その成果が得られたものと考えています。

    

「ほすぴたる第662号」に卒後臨床研修医の原稿が掲載されました。

社団法人福岡県病院協会が毎月20日に発行している広報誌「ほすぴたる」に、平成24年度2年次研修医 冨野 高広の原稿が掲載されました。 2013年3月号の11ページに「病院管理」というコンテンツの中で、「福岡市民病院での初期臨床研修を終えて」というタイトルで掲載されています。 卒後臨床研修としての2年間で体得したこと、精神面での自己成長の様子などが簡潔かつ鮮明に綴られています。

今年度もまた卒後臨床研修医2年次が巣立っていく時期を迎えました。嬉しいような少し寂しいような気持ちになりますが、またすぐに新1年次研修医がはやる気持ちで入職してくることでしょう。新たな出会いを楽しみに、今後も基幹型臨床研修病院として、臨床研修医の育成に努めて参りたいと思います。

「福岡市民病院での初期臨床研修を終えて」[PDF/479KB]