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地域医療連携の実績

目の前に迫った超高齢化社会を見据え、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指して、2025(平成37)年を目途に「地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)」の整備が進められています。地域包括ケアシステムでは、病院や施設が単体で治療や介護を完結させるのではなく、地域が一体となって医療・介護・在宅支援を担うことが肝要です。そして、各医療機関はそのシステムの中で、得意とする領域・専門分野を掲げて機能分化を進めると同時に、機能が異なる医療機関や施設間での密接かつ良好な連携を築くことが必要であり、その役割を担うのが地域医療連携室です。
当院は、博多区においては、高度救急・高度専門医療を提供する急性期型の基幹病院として、機能し位置づけされています。そして地域医療連携室は、急性期病院として効率的で良質な医療サービスを提供するために、病院・診療所・老人保健施設などと診療連携を積極的に推進し、密接な協力関係を保持しながら、常に信頼される病院を目指して活動しています。
平成30年度の診療報酬改定をうけ、当院では地域包括ケアシステム構築のための取組をさらに強化するために「入退院支援室」を新設しています。看護師やソーシャルワーカーのみならず、薬剤師、管理栄養士、医療事務など、多職種が介入し、入院を予定している患者さんが入院生活や入院後の治療過程をイメージでき、安心して入院医療を受けられるよう、外来において、入院中に行われる治療の説明、入院生活に関するオリエンテーション、持参薬の確認、栄養スクリーニング等を実施します。入院後は引き続き、患者さんの状態にあった医療機関への転院調整、施設・在宅への退院調整・支援、患者さんの病状確認や今後の治療方針等について多職種間カンファレンス、および患者搬送等の業務を行います。いわゆる後方連携を、入院前から退院後まで切れ目なく支援する「入退院調整部門」です。地域医療連携パスも積極的に取り入れ、顔の見える連携を目指しています。
連携室のもう一つの主たる業務は、地域の“かかりつけ医療機関”(病院・診療所など)からの患者紹介や情報のやり取りなどの、いわゆる前方連携です。「断らない連携」をモットーとして、患者さんの受け入れが円滑に行える連携を目指しています。
さらに「患者サポート相談」業務として、病気に関する相談のみならず、生活や各支援の相談を、外来の「患者サポート相談窓口」でお受けしています。
また、「福岡東部オープンカンファレンス」などの地域の医療関係者を対象とした研修会の開催や、地域住民の皆様を対象とした出前講座の開催、および広報活動も重要な業務の一つです。
地域医療連携室のスタッフ一同、今後も、地域における患者さん、医療関係者の皆様のためにより良い医療連携が行えるよう努力していきますので、よろしくお願いいたします。

平成30年度 脳血管障害連携パス件数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
23 59 37 18 17 24 23 12 34 25 22 15 309

平成30年度 大腿骨頚部骨折連携パス件数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
0 2 1 5 1 0 3 4 3 4 1 1 25

平成30年度 開放型登録医

内訳 合計
博多区 東区 糟屋郡 中央区 その他の地域
130 91 61 8 20 310

(平成31年3月31日現在)