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ごあいさつ

院長ごあいさつ

 
 2020(令和2)年の東京オリンピック・パラリンピックの開催まで1年足らずとなりました。今後このイベントを「目的」としてスポーツ、教育の分野は元より、文化、経済、医療・社会福祉、外交、防衛、大規模災害にも耐え得るInfrastructureの整備、さらには女性の社会への積極的参画を伴う少子高齢化の対策など、さまざまの分野で飛躍的向上が成し遂げられることを願って止みません。さらにこの機運が多くの被災地の復興の加速に大きく寄与して、明るく温かい雰囲気が全国津々浦々にさらには世界へと拡がってほしいものです。

 国家、社会、そして組織がある期間を以て「目的」を掲げ、「あらゆる分野」の総力を結集して取り組むことは、「オリンピック開催とその成功」に留まらず、その「あらゆる分野」の画期的発展をもたらすことは歴史が示しています。
我が国においては、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への着地と物質採取に成功し、「太陽系の歴史を手に入れた」世界初の快挙に沸いたところですが、このような宇宙開発における技術は、単にそのことに留らず「あらゆる分野」で役立てられていることは素晴らしいことです。

 そのような「目的」を持って考え行動することに関して「逆算思考」というものがあります。一方、これに対して「積算思考」というものがあります。これは現在の状況から一歩一歩行動を重ねてゆき結果を積み上げてゆく行動様式と言えます。「逆算思考」とは身近なことから言えば「今日一日をどのように行動するか」という事から「一年の計は元旦にあり」というように「この一年をいかに過ごすか」、また数年単位の「この学校生活をどのように生きるか」など時間と環境の単位で「目的」を設定することでもあり、長い人生という視点からは「死生観」という「死から生を見つめ直す」、「その上で我々はいかに生きるべきか」と問うこともある意味では「逆算思考」なのかも知れません。
このような「逆算思考」の効用は、さまざまの分野や局面でその意義を認識することができ、またその重要性も到るところで指摘されているところであり、多くの事業や組織において、この「逆算思考」の「積算思考」への優位性が語られております。

 私共、福岡市民病院のあり方も、今後、福岡市そして地方独立行政法人福岡市立病院機構のご指導・ご助言のもと、厚生労働省の「地域医療構想ワーキンググループ」における、公立・公的医療機構等のあり方の方向性、働き方改革、さらには地域の医師会や住民の方々の考え方など、様々の「多重的」「外的」観点からの施策に委ねられる要素も大きいのが現況です。かかる状況において私共は自身で考え得る様々の「あり方」もしくは「あるべき姿」を模索しつつ、各方面との密な情報交換と意思の疎通をはかりつつ、ひたすら誠実にその責務を果たすことを「積み上げ」てゆく覚悟であります。改めて、「逆算思考」の効用のみならず「積算(積み上げ)思考」の意義をここに感じている次第です。

 多くの皆様からの、当院並びに職員ひとりひとりに対する温かいご指導とご支援を賜われば幸いに存じております。何卒宜しく御願い申し上げます。

[2019年10月24日 更新]

院長の写真

【院長略歴】

昭和53年3月 九州大学医学部卒業
昭和53年4月 九州大学第二外科入局
昭和59年4月 米国ハーネマン大学医学部
外科Assistant Professor
昭和61年3月 九州大学医学部助手
(外科学第二講座)
平成06年1月 九州大学医学部付属病院
講師
平成09年8月 九州大学医学部助教授
平成10年5月 群馬大学医学部教授
(外科学第一講座)
平成27年4月 群馬大学医学部附属病院
外科診療センター長
平成29年4月 群馬大学大学院総合
外科学主任教授
平成30年4月 福岡市民病院院長

【社会的活動】

  • 第24期日本学術会議連携会員
  • 認定NPO法人ロシナンテス理事

看護部長ごあいさつ

 
 団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年・・・医療・介護サービスの需要が高まる中、医療と生活の両方の視点を持つ看護職には、多様な場での活躍が期待されています。4月の診療報酬と介護報酬の同時改定で、国が目指すべき医療・介護の未来像が明確になりました。地域包括ケアシステムの構築・推進、さらには高齢者に限定しない丸ごとの「地域包括ケア」、そして住民すべてが参画しつながる「地域共生社会」を、国は目指しています。どのような健康状態でもその人らしく暮らしていける社会の実現には、人の生涯にわたり、生活と保健・医療・福祉をつなぐ看護、“暮らしの場”での看護機能の強化が不可欠です。

 日本看護護協会は「いのち・暮らし・尊厳をまもり支える看護」を看護の将来ビジョンに、看護の資格は社会全体の財産としています。2040年、2050年という次の局面に向けて看護はどうあるべきか、『看護の力で健康な社会』の実現のために、地域の皆さまとの“顔の見える関係”でつながり、共に考えていきたいと思います。地域における急性期病院の役割をしっかりと果たしながら、“暮らしの場”でのケアの継続に向け、切れ目のない「つなぐ医療・看護」を充実させていく所存でございます。

 また、常日頃から政策医療・患者の生活の視点に立った看護の展開において、忌憚のないご意見をいただけることに、ありがたく感謝致しております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

[2019年8月13日 更新]

看護部長の写真

【看護部長略歴】

2009年 福岡市民病院 看護師長
2012年 日本看護協会認定看護管理者
取得(更新2017年)
2013年 福岡市民病院 副看護部長
2018年 福岡市民病院 看護部長

【社会的活動】

  • 国際医療福祉大学認定看護管理者研修
    講師
  • (公社)福岡県看護協会認定看護管理者
    研修講師