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ご挨拶 

今年度、福岡市立病院機構理事長に就任いたしました原でございます。平成から令和の時代の幕開けとともに、この福岡市立病院機構も設立から10年目を迎える節目の年となりました。
近年、私たちの社会は大きな変革の時期を迎えており、働き方改革やAI技術の進展など、医療現場においても様々な取組、改革へのチャレンジが求められています。
当機構といたしましても、基本方針である「質の高い医療の提供」、「地域社会に貢献する病院」、「健全な病院経営」を実現するため、これまで培ってきたノウハウや守るべきところは大事にしながら、時代の変化とともに多様化する市民・患者のニーズを的確にとらえ、積極果敢にサービスの向上や診療機能の強化、経営改善等を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
さて、最近の取組について少し紹介させていただきます。福岡市立こども病院では、脳神経外科、皮膚科、小児歯科、アレルギー・呼吸器科、川崎病センター、てんかんセンター(2015年度)、運動器センター(2016年度)、腎・泌尿器センター、リハビリテーション科(2017年度)を設置するなど、高度専門医療の体制を強化し、2018年度の先天性複雑心奇形の手術数、川崎病入院患者数は、3年連続全国1位(厚生労働省DPC公開データ)となっています。
さらに、成人移行期医療や、自宅等で医療的ケアを必要とする子ども達とご家族の支援にも力を入れているほか、臨床教育体制を充実し、2019年度は熱帯医学の短期海外研修を予定するなど、国際的にも貢献するこども病院を目指しています。

一方、福岡市民病院では、がんに対する集学的治療や、脳卒中に対するt-PA療法、血管内治療や外科的治療の提供、心疾患救急の受入体制の拡充、冠動脈カテーテル治療やアブレーション等の手術を積極的に実施するなど、高度専門医療に力を入れるとともに、救急診療棟の新設や救急部門への人員の重点配置など、救急医療の充実に努めており、救急搬送件数は着実に増加しています。また、感染症医療についても、感染症病床の設置(2014年)や、新型インフルエンザ等対策特別措置法における指定公共機関の認定を受け(2015年)、行政と連携して迅速に対応する体制を整えており、併せて、大規模な災害が発生した場合の支援も積極的に行っています。
そのほか、地域包括ケアシステムにおける博多区の基幹病院として位置付けられており、地域の在宅医療に係る後方支援病院として、在宅患者の緊急時の受入れや地域の医療従事者に対する教育研修などにも積極的に取り組んでいます。

二つの病院の特徴・機能は異なりますが、地域医療支援病院並びに公的病院としての役割を適切に果たせるよう、今後とも市民の皆様に信頼され、かつ時代に相応しい病院づくりに職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。


令和元年5月 
地方独立行政法人福岡市立病院機構
理事長 原  寿郎

【理事長略歴】
昭和52年 6月 九州大学医学部附属病院医員(研修医)
昭和52年 3月 九州大学医学部医学科卒
昭和56年 4月 九州大学医学部小児科助手
昭和58年 6月 オクラホマ医学研究所研究員
昭和60年 6月 九州大学医学部小児科助手、講師
平成 2年 4月 佐賀県立病院小児科部長
平成 5年 8月 鳥取大学医学部助教授
平成 8年12月 九州大学大学院医学研究院成長発達医学分野教授、
           小児科科長
平成20年 4月 九州大学病院副病院長
平成27年 4月 福岡市立こども病院院長
           福岡市立病院機構副理事長
平成31年 4月 福岡市立病院機構理事長

【社会的活動】
日本小児科学会専門医
専門:小児免疫学、川崎病

 

 
 
 
 

 

 
 
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