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ご挨拶 

地方独立行政法人福岡市立病院機構は設立から9年目を迎えました。今年度、機構の役員体制も一新されましたが、引き続き理事長を務めさせていただくことになり、身が引き締まる思いで一杯でございます。  
さて、近年、医療を取り巻く環境は急激に変化しており、当機構においてもこのような状況を踏まえ、時代のニーズに応じた様々な取組にチャレンジしてまいりました。
福岡市立こども病院においては、平成26年11月の移転新築後、小児高度医療、周産期医療、小児救急医療の3つの医療機能の更なる充実に努めておりますが、平成27年度に川崎病センター、てんかんセンターを、平成28年度には運動器センターと国際医療支援センターを、平成29年度には腎・泌尿器センターを新たに設置しました。周産期医療としては、平成27年度には国家戦略特区に基づく病床規制に係る医療法の特例により、「双胎間輸血症候群における胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術による治療の実施及びその周産期管理」のための増床が認められました。平成28年度には胎児ハイリスク症例受け入れのためのMFICU(母体胎児集中治療室)を新たに設置し、また病床の再編成によってNICU(新生児集中治療室)の増床を行いました。また、小児救急医療では、「福岡市内の小児救急患者受け入れ困難“ゼロ”を目指す」というスローガンのもと、地域の医療機関からの救急搬送を積極的に受け入れ、ドクターヘリによる搬入数も増加しています。 
 一方、福岡市民病院では独法化後、高度専門医療、高度救急医療の道を邁進してまいりましたが、従来からのがん、糖尿病、肝炎・肝硬変、脊椎外科、血管外科等の高度専門医療に加え、平成28年4月に脳神経血管内治療部を開設したことで、脳卒中等に対し、より適切で高度な治療を迅速に行うことが可能となりました。また、心筋梗塞・狭心症などの心疾患に幅広く対応するハートセンターも、スタッフの充実により救急患者受入れを積極的に行っており、高度救急医療体制も大変充実したものとなりました。更に、新型インフルエンザ等新興感染症への対応も市立病院として果たすべき役割と心得え、感染症病床4床を有する救急診療棟において、行政機関と共に定期的な訓練を実施するなど、有事の際の備えを行っております。 
今後とも「質の高い医療の提供」、「地域社会に貢献する病院」、「健全な病院経営」という当機構の基本方針のもと、市民の皆様に信頼され、かつ時代に相応しい病院づくりに職員一丸となって取り組んでまいりますので、よろしくご支援賜れば幸いに存じます。
 
   平成30年5月
  地方独立行政法人福岡市立病院機構
  理事長 竹 中 賢 治 
 
 
 
【理事長略歴】
昭和48年03月 九州大学医学部卒業
昭和48年04月 九州大学第二外科入局
昭和62年11月 同上 講師
平成01年04月 福岡市民病院 医療主幹
平成05年11月 九州大学第二外科助教授
平成09年04月 大分赤十字病院 副院長
平成12年04月 福岡市民病院 院長
平成26年04月 福岡市立病院機構 理事長
平成30年05月 福岡市民病院 名誉院長
 
 【社会的活動】
·   (公社)福岡県病院協会 副会長
·   (公社)全国自治体病院協議会 副会長
·   全国地方独立行政法人病院協議会 会長
·   (一社)日本病院会 監事
·   認定NPO法人ロシナンテス副理事長   
 
 

 

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