Q1; 医療費の負担額、支払方法はどうなっていますか?
A: 4階に入院される心臓病の患者様に適応となる主な医療制度は次の3つです。
1. 育成医療給付制度(18歳未満)
身体の障害を有する、又は治療を行わないと将来重度の障害を残すと認められる18歳未満の児童で先天性心臓病手術によって改善の見込みのある疾患に対し給付されます。入院前に手続きが必要ですが緊急の場合は、手術決定と同時に行う必要があります。居住地の保健所へ申請する必要がありますので、お問い合わせの上、必要書類をそろえてください。
心臓カテーテルによる治療も対象になります。一部地域によっては心臓カテーテル検査でも適応となります。詳細は最寄りの保健所へお尋ねください。
2. 更正医療給付制度
成人(18歳以上)の心臓病の外科的手術については、身体障害者福祉法による更正医療で公費負担がなされますが、身体障害者であることが前提です。詳細は市町村の福祉事務所へお問い合わせ下さい。
3. 高額医療給付制度
同一医療機関(病院や診療所)で支払った1か月の医療費が72,300円を超える場合には、手続きをすればその超過額が返済されるという制度です。
社会保険事務所あるいは各市町村役場(国民健康保険の方)へお問い合わせ下さい。
※ 内科治療、カテーテル検査はお住まいの地域により対応が異なります。
その他、医療費の助成制度について、ご不明な点は当院医事課医療相談窓口へご相談ください。
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Q2; 付添いは出来ますか?どのような準備が必要ですか?
A: ほとんどの方には付添いをして頂いております。お子さんの症状や、回復の過程を一緒に観察して頂くことが退院後の家庭生活の参考になると思われます。看護師は日頃より育児のアドバイスなど、ご家族への援助を行っております。お子さんの手術前後の精神的な支え、安全・事故防止のためにもご家族の支援・協力が必要と考えております。
・付添いの方の食事は、食堂、売店等をご利用ください。
・付添い用ベッドや寝具の貸し出しをご利用ください。
・病棟ではシャワー浴となります。
・携帯品はなるべく最小限にお願い致します。
※付き添いやご家族の方へのお願い
・面会について
通常ご両親以外は病室に入れません。回復期には食堂やエレベーターホールでの面会が可能です。風邪などで体調の悪い方や学童期以外の低年齢のお子さんの面会はご遠慮下さい。やむ得ない事情で付き添いを交代される場合は、ご相談下さい。
⇒伝染性疾患には潜伏期があります。発症前の面会者とお子さんが接触されますと、入院中に発症する事態があり、院内感染の恐れも出てきます。手術前後のお子さんの体調維持と早期回復・退院を考慮し、厳重な感染防止対策を行っておりますので、ご了承下さい。
・電話の取り次ぎについて
外部からの電話は、付き添いの方へ伝言致します。折り返し、先方にご連絡下さい。緊急時は、その旨お申し出下さい。
⇒お子さんが処置中であったり、ぐずついているような場合、すぐに応答できない事態がありえます。また、長時間の院内電話の使用は、業務に支障をきたすことがありますのでご遠慮ください。
・携帯電話の使用について
当院の規則をお守りください。
⇒循環器病棟では、心臓ペースメーカー、心電図モニター、精密機器を使用中のお子さんが多く、支障をきたす恐れがありますので使用をお断り致しております。
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Q3; 手術前にはどんなことに気をつけてなくてはいけないでしょうか?
A: お子さんの身体の準備
・虫歯を予防し、あれば治療を済ませておきましょう。
⇒心内膜炎の原因となります。
・風邪気味の方、中耳炎の方は、早めに治療をしておきましょう。
⇒心内膜炎の原因となります。
・転倒、転落による頭部打撲に注意しましょう。
⇒当然ですが、頭蓋内出血の可能性がある場合には手術はできません。
・皮膚疾患のある方はきちんと治療しておきましょう。
⇒手術創からの感染の原因となります。
・直前(1か月以内)に予防接種を受けた方、流行性疾患(はしか、水痘、おたふく風邪など)のお子さんと接触した可能性のある方は手術を受けられないことがあります。
※ 入院前の気になる症状や疑問点については必ず外来主治医にご相談ください
お子さんの心の準備
・年齢によって説明が難しいとは思いますが、嘘やごまかしで検査や手術となりますと、お子さんの協力が得られなかったり、手術後、目が覚めたときに動揺して暴れたり、大人を信用しなくなる可能性があります。
・なぜ検査や手術が必要か、幼いお子さんにも理解できるよう言葉を選んで説明しましょう。
・また、お子さんが自分でやり遂げたことについては、きちんと褒め、スキンシップで安心感を与えるようにしましょう。
お子さんなりの理解があれば、必要以上の不安を与えなくてすむようです。必要な検査や処置、手術前に、看護師がご家族と一緒にイメージトレーニングなどを行います。
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Q4; 入院当日は、何時頃病院に着けばよいでしょうか?
A: 受付終了後、午後1時〜2時に内科外来(循環器科)へお越しください。当日は手術・心臓カテーテル検査前の検査(採血、レントゲン、心電図、心エコー)が行われます。また、書類の記載や病棟の説明、心臓カテーテル検査・手術前のオリエンテーションがあります。なるべく時間厳守でお願いします。
なお、遠方で諸事情により遅くなられる方は予め主治医にご一報ください。
※入院準備については、入院案内(お持ちいただくもの)のページをご参照ください。
・紙オムツは普段使用しておられるもので結構ですが、検査・手術後の安静時間中はパンツ式でない、マジックテープ付の紙オムツが必要ですので2〜4枚ご用意ください。
・常用薬は必ずご持参ください。ワーファリンやアスピリン服用中の方は、手術日程の連絡時に、いつから中止するかを担当医に確認してください。
・アレルギーのある方は、常用または臨時薬として常備されている内服薬、塗り薬、吸入薬(できれば使用している吸入器も)をご持参ください。
・新生児、乳児で手術を受けられる場合は、保温用のミトン、靴下、おしゃぶり、退院後に使用されるほ乳ビンと乳首を準備されることをお勧めします。
・荷物を郵送される場合には前払いで入院当日に着くようにお願いします。
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Q5; お部屋や病棟の設備はどうなっていますか?
A: 4階の病床は35床です。通常は4人部屋になります。患児ベッド、TVビデオ付収納ケース、イス兼用の衣装ケース、ゴミ箱が備えてあります。手術後ICUより帰室あるいは治療上安静や隔離が必要とされるお子さん方には個室(8室)で対応致します。
1.エレベーターホールから見たナースステーション
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2.4人部屋
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3.食堂
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4.沐浴槽
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5.風呂場(シャワー浴)
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6.洗濯場
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Q6; 心臓カテーテル検査の場合、何日間入院するのでしょうか?
A:心臓カテーテル 一般的な日程(2泊3日 週末入院は4泊5日)
| 入院日 |
検査当日 |
退院日 |
| 午後外来にて採血・検尿
・ 4階入院
・ オリエンテ−ション
・ レントゲン/心エコ−/心電図
・ 検査前の医師説明
・ 入浴可
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・ 朝絶食又は半量
・ 水分制限
・ 前処置
・ 心臓カテ−テル検査
・ 検査後6時間〜翌朝まで
ベッド上安静
・ 検査後飲水摂食説明
・ 検査結果説明(医師)
・ 入浴不可
|
・ 検査後の診察/消毒
・ 医師説明
・ 退院説明
(午前中退院)
・ シャワ−可
|
※カテーテル治療入院の際には、お子さんの状態の観察やお薬の調整等で、入院期間が数日延びる場合があります。
Q7; 心臓手術の場合、何日間入院するのですか?
A:スケジュール(通常は全日程が2週〜4週間です)
| 日 数 |
入院
手術日の3〜7日前 |
手術
当日 術後1週 |
退院
術後2週〜4週 |
手
術
前
・
術
後
の
経
過 |
内科管理−−−−−−−→
手術前検査
採血 ・ XP ・ エコー
病棟−−−−−−−−−→
4F受持ちNs |
外科管理−−−−→内科管理
手術後検査・ 処置
ICU −−−病棟−−−−−→
1〜数日間
|
−−−−−−→退院説明
手術後検査
−−−−−−午前中退院
|
| 看
護
|
体重測定−−−−−−−→
水分、食事と尿量測定−→
手術前説明
水分表記載方法の説明
手術前の訓練
入浴 |
−−−−−−−−−−−−→
−−−−−−−−−−−−→
心不全管理−−−−−−−→
育児支援
保清(シャンプー・部分浴)
服薬指導 |
−−−−−−−−−−→
−−−−−−−−−−→
−−−−−−−−−−→
退院指導
|
手術前日:心臓外科医による手術説明があります。月曜日手術が翌週の月曜日の場合は金曜日になります。原則として、ご両親お二人で説明を受けて頂きますが、止むを得ない場合はこの限りではありません。予めご相談ください。説明の上、手術のご承諾を頂くことになります。
手術当日:ご両親または、それに代わる方お二人で3階待合室で待機して頂きます。手術終了後、心臓外科の説明がありますが、お子さんの状態が安定するまで待機をお願いします。
ICU在室中、ご家族は病棟には宿泊できません。近隣のホテルやお知り合いのお宅、病院敷地内の宿泊施設(わらべ)をご利用いただくことも可能です。但し、しばしば満室ですので予めご了承下さい。
※院内宿泊施設については、「ファミリーハウスわらべ」をご参照下さい。
退院:土・日・祝日を除き原則として午前11時頃の会計となります。
退院日に荷物を郵送される場合は、当日中に業者に引取って頂くよう手続きし、着払いでお願いいたします。
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Q8; 退院後、日常生活ではどんなことに気をつければいいのでしょうか?
A: 入院中から、ご家族の方が育児全般、症状の見方や薬の飲ませ方、注意する点などについて日々少しずつ学んで頂けるようにお手伝いいたします。
ご相談は主にプライマリーナースがお受けし、適宜パンフレット等を使って説明させて頂きます。
※育児上の不安やお母様方の体調など、何でも遠慮なくご相談ください。必要に応じ、最寄りの保健所や福祉事務所、学校などと連携しております。
もくじ
Q9; 心臓病関連の親の会がありますか?
A: 「全国心臓病の子どもを守る会」があり、月刊誌が発行されています。各地域で サークル活動も行われています。
※月刊誌はファイルしてあり閲覧出来ます。ご希望の方はお申し出ください。