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循環器科

 診療の中心は先天性心臓病患者の術前術後管理、川崎病などの後天性心臓病管理、および不整脈患者の診断治療です。また学校心臓検診で異常を指摘された方の精密検査も行っております。特に心臓血管外科の手術成績の向上にともない、より重症な先天性心臓病患者の内科管理が中心になっております。難治性心臓病を対象とする当科の特徴のひとつとして患者出身地の広域性があげられます。約50%は、九州・沖縄・山口を中心とした福岡県外の都道府県出身者であり、北海道から沖縄県にわたっています。

【外来診療】基本的に主治医制、予約制で行っています。

診察日:月〜金曜日(午前/午後)

【入院診療】

4階循環器病棟 (定数35床) において入院診療を行っております。4階病棟に入院治療を受けた患者実数は、年間あたり1000人の大台を超えております。より重症な心疾患の増加に伴い診療の難易度は上昇していますが、医療サービスの質を向上させつつ患者一人あたりの入院期間の短縮に努力しています。TOPへ

【検査項目】

 主な検査に心臓超音波検査と心臓カテーテル検査があります。

患者の痛みを伴わず繰り返し心臓の構造・機能検査が行える心臓超音波検査件数は年間8000件を超えます。本検査の重要性は今後とも増すことが予想されます。

心臓超音波検査以上に高度な経験と知識が要求される心臓カテーテル検査も、対象疾患の変化、治療戦略の変化に伴い、求められる内容が変化してきます。当院では週15件、年間600〜700件の検査が行われています。近年治療目的のカテーテル件数が着実に増加し、全体の約10%を占めるようになってきました。バルーン心房中隔裂開術の他、血管および弁の狭窄病変に対するバルーン拡張術、ステント拡張術、異常血管に対するコイル塞栓術が加わり、不整脈に対する電気生理学的検査ならびにカテーテル電気焼灼治療が行われるようになりました。逆に心臓超音波機器の性能の向上にともない、心房中隔欠損や心室中隔欠損といった単純な異常に対しては心臓超音波検査のみで心臓カテーテル検査は施行しておりません。

その他、核医学という新しい検査項目が2000年から加わり、心筋の血流、肺循環に対するより詳細な検査が可能となりました。今後ともより良い医療が提供できるよう努力が必要と考えております。TOPへ

【最後に】

開院来(20年経過)、術後患者は年々増加し4000人(延べ人数ではない)を超えて、内350人は成人に達しております。本邦全体として成人する先天性心臓病術後管理のシステム作りが大きな問題となっています。当院には成人を対象とした内科・循環器内科・産科婦人科がありません。そこで病状から内科領域での管理が適当と判断できる方においては、本人、家族の理解を得たうえで、適切な時期に適切な他院へ紹介する方針をとっております。TOPへ

第1内科部長:石川司朗

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7/1/01ページ開設
11/1/2010改訂