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腎疾患科

CONTENTS

1. 腎疾患科を受診される方へ

2. 予約・予約変更について

3. 腹膜透析について

4. 新しい学校生活指導管理表について

5. 学校生活指導のポイント(腎臓病児を預かられる学校の先生方へ)

6. 腸管出血性大腸菌感染症と溶血性尿毒症症候群


1. 腎疾患科を受診される方へ 

「腎疾患科」へは、腎臓や膀胱などの病気を疑われている方々が受診されます。ことに学校検尿の後には多くの方が受診されますので、どうしても待ち時間が長くなってしまいます。できるだけ円滑な診療を心がけておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。紹介状をお持ちの方は、受付をすまされて、紹介状を内科窓口へお出しください。
体の具合の特に悪い方はどうぞご遠慮なく窓口へお申し出ください。

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腎臓のしくみと働き、病気について簡単に説明します。

腎臓は体の中の不要なものを体の外に出す・あるいは調節する器官として大変重要な働きをしています。この中には水、電解質(ナトリウム、カリウムなど)、酸、老廃物などがあります。このために、充分なゆとりをもって作られています。逆に、なかなか症状があらわれにくいといった点があり、ゆっくりと悪化した場合には一般の健康人の1/3程度の腎機能になって初めて、疲れやすいなどの自覚症状が出てきます。こうなってからではなかなか回復は難しいので、もっと早く対応をすることが必要です。このために、毎年、学校で尿検査が行われています。
腎臓の中には「糸球体」という血管の小さなかたまりが一つの腎臓におよそ100万個以上もあり、そこで血液の中から尿の元になる「原尿」が濾過されて作られます。大人では一日100リットルもの原尿ができるといわれています。これを糸球体からつながった「尿細管」で必要なものを再吸収して調節し、毎日およそ1リットルの「尿」とします。この「糸球体」や「尿細管」が炎症を起こすことを「腎炎」といいます。
尿は腎臓を出ると尿管、膀胱、尿道を通って出てきます。「血尿」や「白血球尿」はこの通り道のどこかに病気が起こっているときに見られます。

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尿の所見について説明します。

血尿:尿に血液が混ざる状態で、「急性腎炎」「慢性腎炎」「結石」「膀胱炎」や「血管の障害」などが考えられます。多くの場合は目で見ても血尿があるかどうかはわかりません。

蛋白尿:尿に蛋白がもれる状態で、「腎炎」が考えられ、将来透析などの必要がある可能性もありますが、問題のない蛋白尿として「体位性蛋白尿」も学童期には多く見られます。
円柱尿:「円柱」とは、「糸球体」からもれた蛋白などが「尿細管」につまり、またそれが尿に流れ出てきたもので、顕微鏡で見ると柱状に見えるためこう呼ばれます。これがみつかると「腎炎」があるという証拠になります。
白血球尿(膿尿):尿に白血球が混じった状態です。膀胱炎や腎盂腎炎など尿路の感染症が考えられます。手術を必要とするような病気がもとにあることもあります。

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初めての受診の方は来院時に問診票にお答えいただきます。プリントアウトができる方は、下のファイルをプリントしてご利用ください。

腎疾患科問診票(36K)

 再来時には忘れずに早朝尿をご持参ください。
尿の容器は内科窓口に準備しております。
早朝尿は、来院前日就寝直前に排尿し、朝起きてすぐに、中間尿をとってください。
また、予約日に生理になった場合(なりそうな場合)には、お薬が足りなくならない範囲で電話で予約変更をしてください。(092-713-3132)

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2. 予約・予約変更について

腎疾患科は月〜金の9時〜11時が予約時間となっています。予約係へご予約ください。次回検尿の必要はないといわれた方以外は、忘れずに早朝尿をご持参ください。また、予約日に生理になった場合(なりそうな場合)には、お薬が足りなくならない範囲で電話で予約変更をしてください。(092-713-3132)

ただし、特殊な検査(腎孟造影、膀胱造影、CT、MRI、シンチ)の場合には、それぞれの予約を取り直すことになりますので、来院できないことがわかりしだい、担当医師にご連絡ください。

再来の場合、予約時間として書いてある時刻から1時間以内にご来院ください。予約時間が9:00となっている場合には9:00〜10:00の間に受付をお済ませください。

造影検査など予約が必要な特殊な検査の場合には検査開始時刻の30分前までにご来院ください。

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3. 腹膜透析について

1980年頃から腎臓病で腎機能が低下したこども達の治療法としてCAPDという治療法が登場しました。CAPDとはcontinuous ambulatory peritoneal dialysis(連続携行式腹膜透析)の略語です。お腹の腸の周りのスペースに透析液を入れた状態で生活を行い、これを一日何回か入れ替えることで、腎臓のはたらきの代わりになります。

CAPDは新生児期から長期透析が可能となる治療法です。CAPD登場までは15kg未満の場合には長期透析が困難とされていましたので、画期的な進歩です。

最近は夜間に自動腹膜透析装置を使うことで、昼間の液の交換も少なくてすみ、より快適な生活が送れるようになりました。

腹膜透析についてお知りになりたいときは、お気軽にスタッフにご連絡ください。

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4. 新しい学校生活指導管理表

2002年度から学校生活指導管理表が改訂されます。福岡市では全国に先駆けて2001年度より一部で利用が始まります。これまであった心臓・腎臓・糖尿などの区分がなくなり、あらゆる疾患に用いることができることになりました。また、小学生用・中学高校生用に分かれました。

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7/1/01ページ開設
11/10/2010改訂
11/10/2010 波多江

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